ひらかた大菊人形「義経2005」
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ひらかた大菊人形「鞍馬寺山門」を再現。

秋の風物詩「ひらかた大菊人形」

 

明治43年、京阪電車の大阪・天満橋駅〜京都・五条駅間の開業とともに開幕した菊人形は、今年96年目の今年で見納めとなります。 今年の菊人形展は、NHKの大河ドラマ 「義経」 をテーマに 8万株の菊と人形や舞台を彩り、源平争乱の菊絵巻を展開する。 全国最古の歴史を誇る菊人形展は人形に菊の花を付ける菊師の高齢化と後継者不足などから、今年を最後に中止されることになりました。

鞍馬寺山門
  会場入口に、義経ゆかりの鞍馬寺の山門を高さ約9m、幅8mの規模で再現します。 大道具師の技が冴える迫力ある造形物です。
1996年「最後の華」歴史に幕を閉じる!
  平安末期の源平争乱を駆け抜けた悲運の天才武将・源義経の波乱に満ちた義経の生涯を描いた。 忠臣・武蔵坊弁慶と義経が出会った「五条大橋」、平家が滅亡する歴史的開戦となった「壇ノ浦の戦い」など計9場面で構成されています。 最終場面の「静の舞」では舞台一面に菊の花を敷き詰めれており、「ひらかた大菊人形」の有終の美を飾っていました。 (写真は、ひらかた大菊人形「鞍馬寺山門」… 2005.10.23)


奥州平泉 奥州平泉
奥州平泉
 

奥州藤原氏栄華の象徴である中尊寺金色堂の前で、当主・秀衡と馬にまたがった義経がお出迎えします。
開放的な屋外場面一面に、菊花の庭園が広がります。

 


   
平家の隆盛 五条大橋
平家の隆盛
 

平家一門は、皇族や貴族と並ぶ地位まで昇りつめ、栄華を極めます。
都での雅な生活を、清盛が後白河法皇とともに茶会を催している様子を四人の侍女を交えて華やかに描く。

五条大橋
 

有名な五条大橋の場面、義経と弁慶の出会いを夜桜の映える舞台を背に再現している。
なぎなたを振り下ろす弁慶と、それをかわし華麗に舞う義経。両雄が橋上でにらみ合います。

 



黄瀬川の対面 静との再会
黄瀬川の対面
 

兄・頼朝の挙兵を耳にした義経は、奥州より馳せ参じます。
富士川の戦いのさなか、黄瀬川陣中で頼朝と感動の初対面を果たします。
場面は義経の人柄にひかれ、秀衝の家臣から義経の郎党に加わった佐藤継信も登場する。

静との再会
 

義経主従は、富士川の戦いで救い出した静と、幸せなひとときを鎌倉で過ごします。
つかの間の平穏な暮らしぶりを、落ち着きのある情景で表現します。

 


   
夢の都「福原」 壇ノ浦の戦い
夢の都「福原」
 

清盛の理想郷、屏風絵に描かれた夢の都・福原を展開します。
実際には成し得なかった清盛の夢の世界を、菊人形展で華やかに創り上げます。

壇ノ浦の戦い
 

1185年、壇ノ浦で平家は滅亡の時を迎えた。
源平最後の決戦は、平家滅亡の海戦となり、二位尼(時子)は、安徳天皇を抱き、宝剣神璽を携えて身を投げる。栄華を極めた平家一門の最期を菊人形7体で再現した。

 


   
弁慶、立往生 静の舞
弁慶、立往生
 

平家滅亡後、義経主従は、藤原泰衡の裏切りにより追い詰められました。
弁慶は、持仏堂で自害する義経をかばい、全身に矢を受けて壮絶な最期を遂げた弁慶の表情が印象的でした。

静の舞
  頼朝の命により、鶴岡八幡宮で舞を奉納する静を描きます。
場面中央で静の菊人形が365度回転し、 ひらかた大菊人形の最終場面を飾るべく、一面にあふれる菊花で、
絢爛豪華な菊絵巻を展開します。


 

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