金閣寺
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雪化粧の「金閣寺」

雪化粧の金閣寺

 

鹿苑寺(金閣寺)は、1397(応永4)年、足利義満が西園寺家の山荘を譲り受けて作った「北山殿」が始まり。 初層は寝殿造りの法水院、2層目は武家造りの潮音洞、第3層は唐風の究竟頂と、異なる様式の調和がみごと。 衣笠山を借景とし、鏡湖池を中心とした池泉回遊式庭園は、室町時代を代表する名園。

現在の金閣は昭和25年火災で焼失した(放火事件は三島由紀夫の小説「金閣寺」の題材となった)5年後の昭和30年に復元され、62年には金箔を厚いものに張直し、平成15年(2003年)春、屋根の葺き替えが行われている…(写真は、雪化粧の「金閣寺」… 2011.2.13一部写真更新、 2005.10.30) 

金閣寺の公式HPは、http://www.shokoku-ji.or.jp/kinkakuji/


 

鏡湖池に映る金閣 金閣寺舎利殿裏側から見る。

陸舟の松

 

鏡湖池の東側、方丈の北側に位置している書院の庭園に京都三松の一つで船の形をし、義満が手ずから植えたと伝えられる「陸舟の松」がある。 この五葉松は義満の盆栽から移植され、帆掛け船の形に仕立てられたものとされており、樹齢は約600年と言われている。 「拝観:400円・駐車:300円」 

義満の泉

 

金閣の北側(裏側)には、義満がお茶の水に使ったといわれている「銀河泉」、手を清めたとされている「厳下水」がある。また、厳下水の東側に「龍門滝」があり、鯉が滝を登ると龍になるという中国の故事「登竜門」に因んだ「鯉魚石」が置かれている。

安民沢

 

義満縁の泉の北側に安民沢がある。池の中央部にある島には西園寺家の守り神といわれる「白蛇の塚」が建っている。




総門 庫裏(禅宗特有の様式の建物で、明応・文亀年間(1492〜1504)の建物)
鳳凰 夕佳亭(茶室)へと上る中腹からの「見返りの金閣」)
不動堂 帰りは、坂道の築地塀沿いを通ります。

夕佳亭

 

安民沢の東側の小高い場所にあり、金森宗和(1584-1656)が造営したと伝えられる茶室が夕佳亭である。 この名前は「夕日に映える金閣が佳い」ということに由来しているという。 茅葺屋根の田舎家風で、正面の「南天の床柱」、その横にある「萩の違い棚」が有名であり、金閣を望むこともできる。 現在の茶室は、明治元(1868)年の火災による焼失後、建て替えられたが、5年前の長雨で軒を支える竹材が折れるなど老朽化しており、同寺が総事業費 5,000万円で修理することにした。

不動堂

 

夕佳亭の東南側に不動堂があり、岩窟の中に弘法大師の作と伝えられる本尊の石不動明王が安置されている。 本尊は秘仏であるが、毎年節分と8月16日には開扉法要がいとなまれる。




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