極楽山「浄土寺」
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浄土寺浄土堂「阿弥陀堂」

極楽山「浄土寺」

 

浄土寺は、鎌倉時代のはじめ、重源上人が建立した寺院です。 敷地中央に八幡神社、その前に池をはさんで浄土堂と薬師堂が向かい合うという珍しい配置となっています。 浄土堂と堂内の阿弥陀三尊立像はともに、国宝に指定されており、このように建物と仏像が国宝指定されているのは、浄土寺をはじめ平等院や東大寺などがあります。 その阿弥陀三尊を安置する浄土堂は、タイミングが合えば日の強い夕方の西日が堂内で反射して、阿弥陀三尊を赤く染めます。

(写真は、浄土寺浄土堂「阿弥陀堂」…2021.2.28)

小野市観光ナビ、https://ono-navi.jp/spot/463/



 

国宝「阿弥陀三尊立像」(阿弥陀堂内撮影禁止、パンフレットより) 浄土堂「阿弥陀堂」は、鎌倉前期1192年(建久3年)。桁行三間、梁間三間、一間の幅が20尺(約6m)と極めて広く、東大寺南大門とならび、重源の大仏様建築様式を用いた遺構として残っています。
東側に室町時代の薬師堂(本堂)が建っています。
八幡神社 開山堂

浄土寺境内

 

浄土寺は、東大寺再建の経済的基盤とするため、大部荘を再開発した重源上人によって建久年間(1190〜1198)に建立されており、荘園の拠点であるとともに信仰の拠点でもありました。 大部荘の東端の丘陵上に位置し、西側に遠望が開け、西日を十分に取り入れられるよう配慮されています。 境内は北側中心部に八幡神社を配し、その前には2つの池があります。 池をはさんで浄土堂と薬師堂が相い対峙しており、その配置は特異であります。 これは、重源上人が阿弥陀信仰に基づき、意図的に配したものとされています。 浄土寺で行われていた来迎会では、浄土堂と薬師堂の間に橋をかけ、この橋を現世より浄土へ通じる道として裸阿弥陀像を先頭に菩薩面をかぶり行列を行ったといわれています。.



 

 

浄土寺境内マップ

 

 

極楽山「浄土寺」駐車場より阿弥陀堂を望む。 鐘楼堂 八幡神社「拝殿」
阿弥陀堂に対面して石仏などがあり、水向石は古墳時代の石棺の蓋を逆さまにして、内側をくりぬき水を溜められるようにしています。
5月8日の花まつりに、この中に塔婆をおいて水を向けます。(奥に見える建物は文殊堂) 経堂 不動堂(八十八カ所霊場の始まりです。)
組物は三手先の挿肘木であり、深い隅扇垂や遊離尾垂木など、大仏様ならではの特徴です。 西側の蔀戸(しとみど)から射し込んだ西日がヒノキの床に反射して赤い垂木の屋根裏を照らします。やがて堂内全体が赤く染まると、阿弥陀三尊立像が幻想的に浮かび上がります。 阿弥陀堂の内部は、中央の巨大な金色の阿弥陀三尊像の光背が、天井を張らない屋内のほぼ頂まで達し、朱色に塗られた柱や屋根の小屋組が光に輝いて華麗な装飾性を見せます。(阿弥陀堂内撮影禁止、パンフレットより)
浄土堂は桁行三間に梁間三間。一間の幅が20尺(約6m)と極めて広く、間数に対して規模の大きな建物であります。 浄土堂(阿弥陀堂)拝観入口「500円」

 


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